タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ミックスフレイバー

ワックスの 甘きと塩の香(か)一緒くた 車も風呂場も 波間の如し サーフィンといえばこの匂い。 どこにいてもこの香りで一瞬に・・・

ど迫力五目めん

具の下に 隠るが如く眠る麺 塩見少なも 優しさの味 スープの味が薄く、店主に尋ねたかったのですが、ご馳走して頂いている手前聞けませんでした。書き込みには、ここのラーメンは薄味とあり、納得!

くよくよ考えたってね

真っ直ぐに 恐れを抱かず突き進む 始めの心 清ければ良し 自分を信じる。

一瞬考えたでしょ

目の合いて たじろぎやがて駆け出せる 昼寝邪魔して 白猫哀れ 痩せているみたいだけど、こんな山あいであなたもしかして、ノラ猫ですか? でも、まさかこんなところで人間に会うとはね。

あっ、えー、どうだったかな

戻り見る スイッチオンか炊飯器 傘まだ開けず 雨の暮れ時 出先で立て続けに傘を無くしたので、 なるべく傘を刺さないように。 炊飯器のスイッチ? 押し忘れていました。

母は万年筆で手書きでしたが

手の内に 全財産を管理済み スマホでパシャリ レシートの束(たば) 大富豪で自分の資産が、どこにいくらどんな形で存在しているのか、わからない人は皆無との事。 ならば、こちらも。パシャ。 危ない! 割引き券、捨てるところでした。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「SFといえば」 ポケットの 秘密道具はすごくとも 笑いのツボは 人情の機微 銀河中 フォースを胸に駆け巡る 家族の繋がり 武器より強く 過去未来 行きつ戻りつデロリアン 心の絆 切れる事なく 人と人との物語が好きで。

ここだね

まだ青き 鬼胡桃(おにぐるみ)の実の鈴生りに 落ちて来たるも 踏み潰さるな 場所をおぼえておきますので、 秋には落ちて来てね。

人の口を介して

報わるる 時は待たねどいずれ来る 努力と誠実 欠かさねば良し 風前の灯となりつつある目前の仕事。 途方に暮れつつ駅前のロータリーに佇んでいると、存じ上げないおばあさん(ご婦人)があらわれ、上記の主旨のお話しをされて行かれました。 「こんな話、他の…

地方の小ホール

迸(ほとばし)る 音色(ねいろ)はときに囁(ささや)きて 光を放つ 漆黒の弦 カーネギーホールを総立ちにさせたピアニストは、「魂のこもった、魂の宿った演奏を心がけています。」とのこと。 こちらも日々「一首入魂」にて、見習います。

それぞれの楽しみ方

私と小鳥と鈴と 私が両手を広げても、 お空はちっとも飛べないが 飛ぶ小鳥は私のように、 地面(じべた)を速くは走れない。 私がからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴は私のように たくさんな唄は知らないよ。 鈴と、小鳥と、それから私…

地獄の果てまでも

ひげを生(お)ふる ほどに凍(い)てにし缶ジュース 夏日の中を 供して参れ 10時の休憩には、ちょうどいい。

夕暮れ時は

雲 おうい 雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずっと 磐城平の方までゆくんか 山村暮鳥 返し歌 流れ来し 磐城平の山間(やまあい)に ヒグラシを聞き 雲も休みぬ タチバナナ 長旅でしたね。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「二軍のTシャツ」 湯上がりに 身につけ一日共にする 普段着出掛け着 仕事の下着 ファームにて 出番待ちたるルーキーも 試合になれば 先発選手 断捨離で 控えのメンバー余裕無し チーム一丸 全員野球 さしずめ我がチームは、一軍だけの 地方の高校…

ファーストコンタクト

風に割れ 白波泡を吐き出しぬ サーフボードは 我置きて飛ぶ くたびれました。 やっぱり波の良さは、ハワイの波には勝てませんね。 言い訳ですって?? ・・・。

今も夢の中

夏草や 兵どもが夢の跡 松尾芭蕉 返し歌 夢に生き 夢に死にたる兵(つわもの)の 夢の続きや 夏草匂う タチバナナ しかるに、何ゆえこのような所で、 こと切れられたのですか・・・ね。 南無三。

やがて大海原へ

やまかげの 岩間をつたふ苔水の かすかにわれは すみわたるかも 良寛 返し歌 すみわたる 苔水(こけみず)行きて田を浸し 魚休める 青海となる タチバナナ 写真は350年田畑を潤し続ける湧水路。

名誉名声

人のため 世のため思い明らけく 雄々しく進め 栄えは来たる いつもお庭の花が美しく写真を撮らせて頂いていました。今日はお声がけすると、「ノウゼンカズラ」との事。今日7月14日の誕生花です。

そうか、ニイニイゼミ

目を閉じて 蝉の時雨(しぐ)るを聞き初(そ)むる 人知れずして 夏盛りなり 暑い。雨が多い。そしてぐずぐずしていたら、初めての地でもう夏は真っ盛り。 以前住んでいた所では、アブラゼミ。 故郷では、クマゼミ。 ここでは、あなた達が教えてくれていたのね。…

即断即決

再配を 頼みて夕餉(ゆうげ)買いに出で 舞い戻りたり 宅配の如 慌てました。 鰹のお刺身があったので、速攻で手こね寿司に決定。

シェアしてこそ

謙譲の 美徳は命永らえる 我喜びは 皆の喜び 民主主義の根幹も。

気をつけなくっちゃ

口の中 バターと共に広がりぬ 惣菜の香す パンケーキ憂(う)し 「ん、これは?」 冷蔵庫の中でバターに乗り移った、キムチ、塩辛、納豆の香り、か。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「最近あった3つのいいこと」 最近あった3つのいいこと 新たなる 地平は遥か辺(へ)に在らず 未だ歩まぬ 足元にあり 何を持て 知友の輩(やから)となすべきや 話の合える ただ一ところ 人伝(ひとづて)に 知りえる料理のメニュー増ゆ 情報こそは グル…

色とりどり

一粒を 大きく頬張りたるあの日 掌(たなごころ)にて 色甦(よみが)える 昔はおじいちゃん、おばあちゃんが、近所の子供達を相手にする場所だった駄菓子屋さん。 今はコンビニって事ですかね。 10円のガム、昔はもっと大きく感じたな・・・ あっ、もしかして、…

小暑の候

輝ける 稲に戦(そよ)げる青嵐 山を洗いて きみ待つ町へ 秋には新米、頂きますよ。

やっと会えたね

霧雨を 縫うが如くに越し来たる 濡れた身体(からだ)と 心温(ぬく)めよ PM5時まで、日曜日はお休み。 雨のため午後から半日休で、今日やっと出会えました。 思わず一口頂いてしまい、慌ててワンショット。

期日前投票

責任を 果たす思いで投じたる 流れはやがて 大河となりぬ 選挙、行きますか?

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「マイベスト家電」 ありし日の 面影薄くメイドイン ジャパンは遥か 昔となれり 新製品 現れる度(たび)ときめいた CMかつては イベント告知 使い込む 程に値打ちは上がらざる 家電の如く メーカー消ゆる 日本(製)の家電の黄金期は過ぎ去った様子。…

ライドオンタイム

海の中 波の音(ね)割れて見上げれば 泡に揉まれて 日差しは乱る サーフィンは水に投げ出されて、 ひっくり返った時が最高! 準備万端、後は水が温むのを待つのみ。

音楽伝導会

美しく清らな調べ 主イエスの 愛を伝えり 大和言葉に 多くの人が知るもと歌手の方の伝導会に参加。 ふるさと、この道、シャボン玉とんだ、上を向いて歩こう・・・ 古き良き日本を代表する名曲の数々が、 讃美歌からメロディーをもらっていたなんて。 究極の…