古寺(ふるでら)は 千年(ちとせ)の時に燻(いぶ)されて 艷(あで)なる桜 今匂うなり 白髪のおじいさんと、 乙女の取り合わせのよう。 お似合いです。

親燕(おやつばめ) 休む間もなく餌を追う 子を育つ間(ま)は 我顧(かえり)みず どこも皆同じ。

幸せは 探せども無く気付くもの 白詰草の 四つ葉にも似て その証拠に見付かるときは、 立て続けにこんなに。

雨の日の ショップを巡る買い物は 手に入れる無く 目にして楽し まるでテーマパークのよう。

雉の音(ね)に 鶯の声重なりぬ 幸先(さいさき)の良き 春訪れり あっ、もう燕も飛んでいる。 早いものですね。

自らの 来し方行く末知ることが 学びの始め 学問の道知らざるを 知るが学びでありぬれば 死ぬまで続く 学問の道知ることは 楽しみなればいつまでも 豊かなりしは 学問の道知らないことは無くならない、 それが学び。 一生かかっても終わらない、 死してなお…

止めてみて 初めて分かる軽やかさ 新たな気付き 自ずから来る 変化にこそ、チャンスあり。

持ち味を 生かし合いつつ認むれば 一人一人が 生き良き世かな 無い所より、有るものに目を向けて。

あと一歩 たどり着くまで歩みゆく 至れるところ 気にせずに行く 行けるだけ行ってみよっ。

今週のお題「祝日なのに……」何事を 祝う日なるか知らざるも 巡り来たれる 休みは嬉し休みたる 人を横目に働きぬ 持ちつ持たれつ あなたは嬉し世の中の 何(いず)れかの地で祝いあり 今日も明日も 誰かが嬉し 世界の何処かでは、誰かが今日も祝ってる。 祝日な…

物語る 私一人のストーリー 人に届けて 輝きを増す 固有の体験が価値を産む時代。 スイーツもラーメンも。

紋を成し 露天の湯に落つ春雨は 咲きては散りぬ 花とし見ゆる咲きて散る 花見る如く弧を描き 露天の湯に落つ 春雨寒し春雨は 弧を成し露天の湯を打てり 和(やわら)かに過ぐ 春分の今日 今日は春分、安らかに過ごしました。

苔の蒸す 庭に黄梅(おうばい)花を挿し 茶の湯静かに 時を留(とど)めり 梅や桜がピンク色に花咲く中、 黄梅がいまだに黄色く咲き誇り、 ここでは時が止まったよう。

桜咲き 鶯の鳴く聞きおりて 遥かに白く 冴ゆる白山(しらやま) 来た来たー。遠くに見ゆるは、 白山(はくさん)様ではありませんか。 いつぞかは、山頂までお邪魔しましたね。 そして受験生の方も合格おめでとう。 鶯も祝ってくれているみたいね。

どぶさらい 日頃の生業(なりわい)支えたる 陰のお仕事 倦まずたわまず 今日一日はそんな日でした。

「はくしょん」に 思わず「はい」と答えたる 見知らぬ人に 微笑み返す すみませんね。藪から棒に。

うららかな 春の日を背に少年は 大地を蹴りて 青空に舞う 世界中のみんなが、 こんな風だといいな。

頂きに 残せし雪は輝きて 御嶽山(おんたけさん)は 神(かむ)さびにけり うわっ、神々しい。

終わりとは 次なる幕の始めにて 新たに開く 物語見ゆ別れても 時と所を変えながら 錦絵をまた 織り成して行く卒業は 事開け行く人生の 始まりの時 花開く時 いざさらば。

たまたまが 重なりつつも繋がれる 縁(えにし)の絆(きずな)は 定めし許(もと)へ 偶然のまた偶然。 本当に不思議。

十年(ととせ)経て あの日の我に声懸ける 「大丈夫だよ 元気にしてる」 震災の後、 十年後の自分に助けを求めるように訴えかけ、 今、あの日の自分にエールを送る。

今週のお題「花粉」生まれ来(こ)し 事悔やむ程恨(うら)めしき 花粉に咎(とが)は 無かりしものを理(ことわり)を 破りて森を壊したる あがない今に 帰り来れり天地(あめつち)の バランス調えくしゃみ無く 楽に生きたし 花をも愛でつ 花粉症は人災との事、 早く…

見上ぐれば 緑葉に梅懸かりけり 幽けき春に 紅差しそむるみあぐれば みどりばにうめかかりけり かそけきはるに べにさしそむる瑞々しい柳に、妖艶な梅の花。 正に、道元禅師のお言葉の通り。 このお店のオーナーのセンスが素晴らしい。 今度入ってみようかな…

おおらかに かつ油断無く取り組まむ 行く道々の 景色も愛でつ結果も大事だけれど、道程も楽しんでね。 一度きりの人生。受験生もがんばれ！！

わがままは 夢をかなえる手かりで 生きづらさをも 生きよく変える ガンバレ、応援しているよ。 あなたのわがままが、世の中を明るくする。

やりがいを 感じる仕事に時忘る 儲けは無くも いと面白し 難しい仕事、めんどくさい仕事ほど楽しい。クリエイティビィティが求められるから。

雨降りの 仕事も寒さ和らぎて 濡れにしうちも 麗(うら)らかにあり でも、お風呂は温かい。

聳(そび)えつる 国の宝も春めきて 湛(たた)える水は 霞み映せり 情緒感が豊か。

暖かき 陽射しは冷たき風染むる 瞼の裏に 来る春見えて もう目の前。

今週のお題「雛祭り」陰陽の 睦(むつ)みのありて家も世も 和(やわ)らぎえらぎ 治まり栄ゆ年重ね 幾つになりてもたおやかに 雅(みやび)なりしは 雛の姫様さきくあれ 真(ま)さきくあれと願うなり 世の全ての子 世の中全て 雛祭りには、世界の平和も思ってみて…