タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

猛暑はここまで

匙を突く 手間要らぬほどかき氷 冷凍庫にて はや茹(う)だりおり 皆さんも、大丈夫ですか。

雨には濡れずも

空梅雨の 明けたる空は青々と 潤い求む 心しめやか なんしか寂しくて。

叩き売り

熟したる 果実早くも籠の中 今日の献立 決まらぬうちに バナナなんて固いうちは・・・ 美味しくない、でしょ。 リンゴだって蜜が乗ったほうが・・・ 美味しい、でしょ。

短歌で綴る令和の日常

牛乳に 混ぜず取り置く粉コーヒー ストローで吸い むせて笑わる ソフト麺 おかずの量の足らざりて 嬉しさ返って 恨めしくなり 完食を 成した人からおかわりに 好きなもの程 美味(うま)く食べれず うーん、給食の味は何もかもペーソス風味。 それがいい。それ…

全ては鎌倉殿の為

山を駆け 風呂にて汗を流しては 飯かきこみて 家路へ急ぐ トレッキング(行きに迷い一時間ロス) 風呂の日で260円で旅館で日帰り入浴 行きつけのお店で夕ご飯 リクエストしてあった本を受け取りに図書館へ 鎌倉殿を見る為に家に急行 間に合うかな?

雷鳴遠く

網戸越し 夕立(ゆだち)の匂い立ち込めて 湯上がりの肌 涼得て清(すが)し 日中暑かったので助かりました。

紫がかった

清潔な 身なり振る舞い佇まい 幾多の恵み 引き寄せるなり その白さに吸い込まれ。

夏に、おでん

(ほとんどの方にとって、暑苦しいものとなりますので、今回、現場管理写真の掲載は、見送らさせて頂きます。)コンビニに辛子求めて走る間に大根(だいこ)よ煮えよ梅雨寒の空 手がかじかむほど寒く、夕食は思わず迷わずおでんに。いつも、後日いただく二回目の…

心を研ぎ澄ます

不可能と 思えるような不可思議な 知恵湧き出ずる 顔あげる時 とりあえず、悩まず諦めず。

腸内細菌爆裂

焼き魚 煮物漬け物お味噌汁 百歳過ぎも 元気な覚悟 今日は鯵が犠牲に・・・ かたじけなくも、頂きます。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「わたしのドメイン」 バーチャルに 居場所を見つけ借りぐらす この世の我の 社交の窓辺 窓越しに 見える景色はある人の ある街に住む 心象風景 訪れる 事無く知りた数多(あまた)ある あなたの街に 出向いてしがな ところで、ドメインって何ですか…

雨に濡れても

通り雨 共に凌(しの)げる銀行の 軒を出(い)で行く 親子楽しげ そして涼しげ。

お腹一杯

グリルより とび出す尻尾そのままに 焼かれし鯖は 早(は)や腹の中 始めは鯵にしようと思いつつ、 初めて生鯖を見つけて。

正攻法

奇を衒う 事なく歩む王の道 仕事は全て 福音を得る 我王道を行かむ。 って言うか、それしか出来ません。

赤、青、黄色、紫、ピンク

梅雨晴れに 光る紫陽花家路へと 急ぐ由(よし)はと 問い掛け招く 紫陽花は咲き終わるとあっという間なので、 慌てて車を止めました。

美声の主

美しく 奏でられたるシンフォニー ソリストは今 梅雨入りを待つ シュレーゲルアオガエル。

この色に思い出あり

懐かしさ 嬉しさ甘さ混じり合う ビン傾けて 仰ぎ見る空 100年続く牛乳屋さんのフルーツ牛乳。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「本棚の中身」 今あるを 作り成したる読みし本 書棚の揃い 我を示せり 功や名を 成したる家に書棚あり 幼き子にも 良き師と成りぬ スマホには 世間は有れど世の中は 無きと聞き知り 今日も紐解く 本もデータで読める時代になりましたが、 今日も…

破壊力抜群の柔らかさ

一噛みで 頬も緩みて飲み込みぬ 心も溶ける 柔らかなパン すごい! 気になっていた耳まで柔らかい高級食パン。 あまりに美味しく、もう一度お店に飛び込み、感想をぶちまけてしまいました。 給食のパンがこれだったら良かったのに、でもお母さん達は、他のパ…

一家団欒

乾杯の グラスの内はコーラにて 子供酔いたる 家族の夕餉(ゆうげ) 街角のラーメン屋さん。温かさがお店の外まではみ出して・・・。

適所適材

捨てらるる ばかりのはずの竹箒 若い者には まだまだ負けぬ 毛先が無くなって掃くには不便なはず、 でもその硬さゆえ、土くれを遠く掃き飛ばすには最適でした。要は使い用。

儲けようとする人ほど仕事下手

良き事を 成さむとするが仕事なり 儲けは後で 付いてくるもの 役割りをきっちり果たすことが「仕事」。 儲けは必要だけれども、儲けのためにすることでは無く。儲けようとすと、儲からない不思議。

お初にお目にかかります

潜(ひそ)み居(い)し 蟹さん今日はお出掛けか 遅ればせにも ご機嫌如何(いかが) いつも伺っていましたのに、今日に限ってですか? でも、そんなん「ほっといてんか」ですよね。

雪溶け真っ最中

指先の 未だジンジン火照るなり お風呂の湯張り 43度 この前の冬の仕事が過酷すぎて、ひどい凍瘡(しもやけ)。 これだけ気温が下がる日があると、完全に良くなるのはもうちょっと先かな。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「夏物出し」 くし削る 氷の雫弾け飛ぶ 早る気持ちで ハンドル回し 灯す火に 香る煙は渦巻きて 寝苦しき夜に 安らぎとなり 少しだけ 小さくなりし輪っかでも 沖に飛び出す 勇気となりぬ 幼き日の思い出ばかりだ。

内向きな登頂

志し 抱きて運ぶ足取りは 頂きにに来て 初めて軽く 座礁しかけているプロジェクトの事ばかり考えて、全然景色に心が向かっていませんでした。

瞬間、瞬間、生まれ変わり

耐え来たる 過去の思い出解き放つ 返す波風 涙を洗う 前を向くしか無い。

すぐでは無くとも

良き仕事 成さむと努め励むうち 良き知恵出ずる 清水の如く 巡り巡って辿り着く。

日々是農作業

峰を切り 雲を映して翔ぶ清水 丘に登りて 生命育くむ お父さんの田んぼと梨園。 秋には買いに来ますね。

眩しかったあの頃

いい人を やめて自らありのまま 生きれば楽で 鮮やかな日々 いつの間にか、他人のため生きるようになって無い?