タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秒であの時へ

玄関の ドアを開ければ金木犀 記憶を手繰(たぐ)る 靄(もや)立ち込めり 何故か懐かしい記憶が蘇る。

いろいろ感ずるところがありまして

サッカーの ボールはただの遊具にて 楽しむ姿 いと素敵なり 今日は学校の中のお仕事。本来は競技スポーツなのに、ただ楽しんでいる小学生達に、しばし見とれていました。ほんと、仕事ってなんだろう、とか考えて・・・

既に押し入れの中

しまいたる 扇風機また取り出せず 冴ゆるを待てる 彼岸開けし夜 暑さも彼岸までと思っていましたが、甘かった・・・。

不調の時は

波を待つ 合間に基本に立ち返り 裾野を広げる 機会となせり 人間は天邪鬼なので、暇がない時にこそ実力を蓄えるチャンス。

ノンストップ

現場へと 休む間も無くひた走る 時と戦う 職人仕事 ヘトヘトです。

おめでとう

良きご縁 知らせる兆し指の先 出会いの為の 涙もありて 携帯電話の手続きにお店に伺ったおり、担当のお兄さんの指先に結婚運の吉祥の印が! 聞けば一年半前に離婚して現在リカバリー中との事。「恥ずかしながら」とおっしゃるので、そんなふうに思う必要は無…

舞台装置

目の前に 繰り広がりし事ごとは 酸いも甘いも 銀幕の齣 されば役所たる者、如何なる脚本なりとも全力で。

蝸牛の如く

英文と 音符と一日にらめっこ 千里の道は 雨に捗(はかど)る 外出できない諦めがつくからね。

暑さ寒さも

肌寒の 朝の日が指す田舎道 黄金に燃ゆる 穂も涼しげに 明日は彼岸の中日。

そっとひっそり

気付かねば 見過ごし行きぬ足元に 心ほころぶ 微笑みの束 どなたかのお陰で。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「はてな手帳出し」 振り返り 思いを抱く出来事を 一日(ひとひ)に一つ 記(しる)し留め置く アンカーと なりて繋がる一言で たちまち脳裏に 映る一日 思い出の 出来事ありしページにて 手と目を止めて その日を懐う 重責を担っていた日々は、それこ…

最高の呪文

ありのまま あなたがあなたでいるだけで 世界が満ちる 輝きとなる 本当なんですよ。 そのままでいい。 そのままがいい。 (あなたを私に言い変えて、ご自分に聞かせてあげて下さいね。)

在宅非勤務

秋の夜や せうじ(しょうじ)の穴が 笛を吹(ふく) 小林一茶 返し歌 戸袋の 無き雨戸鳴る秋の暮れ 一人文読む 我訪ねけり タチバナナ お誘いにのって、秋見つけに出掛けます。

チャーハン餃子ラーメン

定番の 中華のセット脂ぎる 皆の会話も えらぎに満ちる コロナ以来久々に。

まだ湛水中

清流の 水を湛えて育める 命の恵み 眠りの真中 ふくよかなおいしさ、つや、粘り三拍子揃ったご当地米。10月上旬出荷予定。

間もなく秋分

転がりし 渋柿未だ赤からず 深まり行ける 秋待ち遠く 今日も夏日。

どこからともなく

人のため 心をくだき世話を焼く いつとも知れず 我が身に帰る 回り回って。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「キャンプ」 ただ一人 準備実行後始末 暮らしの根っ子 キャンプの如く 虫の声 川のせせらぎ風の舞い 自然に寄せて 時には生きる お日さまと 起きて遊んで夢を見る 宇宙のリズム 我が身を打てり 人生は地球上での長いキャンプ生活。時に家に住み、…

朝露

ほのあかく 朝日は濡れる芋の葉の 奥に眠れる 実りを照らす 親芋も小芋も。

十六夜(いざよい)

晴れ渡る 空に豊けし十六夜(じゅうろくや) 太歳明かし 添いて睦まじ 今日もお美しい。 (太歳=木星)

中秋の名月

微笑みの 名月一つ浮かぶ空 今日また一つ 良き事思う 一日一日のその先に、思いを馳せる。

まだ元気一杯

控えめに 咲ける朝顔ひっそりと 中秋にあり なお瑞々し 明日は中秋の名月。

隙間時間を見つけて

通勤の 電車は書斎と成りぬべし 学びの暇(いとま) そこにかしこに 天の邪鬼の性ゆえに。

まだまだ暑い日が続きますが

足下に 秋の始まり二つ三つ 薄橙(うすだいだい)の 銀杏転ぶ お休みに、拾いに行こうかな。

空を仰げば

吹き抜ける 風は乾きて飛ぶ如く 都会の谷間 削りて洗う つい先日までは山の谷間、今はビルの谷間で糊口を凌いでいます。

生まれ変われる

新しき 扉の開くタイミング 豊かにゆったり 落ち着いて行く 心を開いて。

久しぶりの土日休み

身を賭して 駆け抜けて来し六月(むつき)の間 今はすっかり 心を伸ばす 積極的休養かと。

休養

雷(いかづち)の 時折聞(きこ)ゆ雨の空 気持ちの憂さを 切り裂き晴らせ お家に閉じこもり静養。

楽しみ探し

暮れ時に ソフトクリーム舐め歩む 稲穂はアーチ 成してもてなす 8月も給料無し。 週末のご褒美にミニストップに寄りました。 そして傘を置き忘れ・・・ 雨が上がれば、もうダメ。 手から離れたら、はい終わり。

今日は何の日

いつもより 豊かな気持ち丼(どんぶり)に 溢れる如き 麺湯気の中 丸亀製麺釜揚げうどん半額の日。