タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

稲架(はさ)掛け

何処(いずこ)にか 寝床やあらむ鮒どじょう タニシザリガニ おたまじゃくし 昔ながらの自然乾燥。

なるようになる

連絡は 途絶えて思うままならず 闇と光の 波間を揺れる 思し召すままに。

命拾い

絶対の 絶命の危機逃(のが)れしか 蜥蜴(とかげ)走り行く 尾の無きままに 良かったね。

許可

受け入れる 心に花咲く兆しあり 幸せになる 覚悟のあかし そう、その調子。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「読書の秋」千冊の 読書が一つの登竜門 社会人たる 黒帯締めよ数(かず)読みて 初めて見ゆる世界あり 己の軛(くびき) 己で外せ読み手には 書き手の苦しみ分からずも 一冊の本 一つの宇宙 男子たる(女子も)須らく五車の書を読むべし。

ゆっくりした時

手作りの スイーツ切り分け味わいぬ グラスを挟み 物語して 音楽を聴きながら。

辛苦

辛きこと ひとたび味わい涙せば 新たな気持ち 明らかになる 辛いことも受け入れてみる。

鏡のように

言葉無き 言葉はいつもあきらかに 心にかかる 思い映せり よく分かります。

満月の夜

月明かり 冴え渡る空肌寒く 訪れる冬 仰ぎて立てり 神々しい。

短歌で綴る令和の日常

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」十年(ととせ)前 我が身へ宛てた手紙来る 無事を祈りて 平和を願う世の中は 平和の道のり歩みしか 十年(ととせ)経ちても なお気にかかり十年(ととせ)経ち 精神しかと逞しく 日々の歩み…

大学芋

蜂蜜の カラット絡まるさつま芋 旨いからとて 胸詰まらすな 気を付けてね。

人知れず

乗り越えた その先に咲く花のあり 誰がためにか その花は咲く 待っていたのかしら。

声色

寂しさを 隠してかける電話口 色々な顔 見えつ隠れつ 元気かな。

愛の形

人たるか 男と女でありたるか 枝に残りし 柿三つ四(よ)つ 幻想よ、幻想。

屈折曲線

裏腹の 心の働き聞き分けて 表に返す 愛の眼差し ご苦労が多いと、 なかなか素直になれないものね。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「お風呂での過ごし方」垢落とし 髪を洗うにとどまらず 心の温もり 取り戻す時大声で 歌いて楽し十八番(おはこ)達 体緩めば 心も緩む銭湯で 裸と裸で付き合えば 親子友達 仲良しこよし 心身共に温まる時。風呂入れよ。

バイブレーション

言葉無き 返事はいつも明らかに 心に思う 気持ち伝える 言わないところに意図がある。

目の付け所

殺気立つ 忙しき折り優しさの 眼差しありて 咎(とが)を消し行く 僅かな事なのですが。

よくやっていますね

今日一日(ひとひ) 心を込めて取り組みし 万(よろず)の試し 我(われ)を育てる とても成長してるね。

畑の中に

いちぢくの 固き果実は小さくて 地を這う枝に 見えつ隠れつ まだ先だね。

得意な仕事

朗報に 明るき笑顔誘われて 実りの秋の 土手歩みつつ 嬉しいときは、嬉しい。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「今月の目標」目標を 持たずにクリア出来るほど ワクワク出来る 夢を持ちたし少し無理 するとき成長望みあり 適度な目標 常に持ちたし一月(ひとつき)を 一日(ひとひ)と思えるほど長き ロングスパンの 夢を持ちたし 一年の目標を立てても、 一月の…

眼閉じれば

コオロギの 鳴く声にわかに聞こえだす 目をつむりたる 寝床の中に ずっと鳴いているのにね。

忙しくとも

コンビニの おにぎりとパン分けあいて お腹満たせば 心も満てり 美味しいね。