タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

曲にのせて

ラジオより 流れ来たれる 歌聴きて あの人のこと 思い浮かべる 吸い込まれるように。

引き出しの中

どら焼きを 飲み込むごとく 食したり 終業間近 オフィスのデスク お腹すいた。

Spring garden

桜咲く お堀を横に 歩く道 春の香(か)甘く 身に纏いつつ 良い香りには、癒されます。

皮一枚向こう

恐れ成す 心を乗り越え 広がるは 地獄にあらず 安らかな園(その) 勇気をもって。

早く良くなってね

風邪ひきて 鼻声なりしを 気遣いて 君に注ぎし 蜂蜜レモン これが一番。

短歌で綴る令和の日常

命懸け 会社の命運繋ぐため 揉み手にお辞儀 コメツキバッタ人の(ま)間に 揉まれてこその 人生道 磨かれてこそ 珠(たま)光あり買ってでも すべき苦労を 報酬を もらいて出来る 仕事尊し 報われなければ学びと思い、 報われればこれまたうれし。

書を読むべし

教養の 厚みが人の 魅力成す 若さを越えて 美貌を越えて 日々研鑽。

見えないところ

基本から 見直してみる 手間暇を かけた真心 結果もたらす 過程も大切に。

姿は見えず

鶯の さえずりするは 何処(いずこ)より 堤の桜 東より開(あ)く 気づかぬうちに五分咲き。

川原遊び

川原にて 円盤投げし 女子中生 スケボーよける 春風切りて 上着も置いて。

白川郷

残雪も いつもの年より わずかなり 茅葺きの屋根 小川も温(ぬる)し 五平餅と甘酒。

短歌で綴る令和の日常

触れる時 増やして英語に 慣れるべし 習うに勝る 実力肥(こ)やす読む力 これに勝れる 能力(ちから)無し 読んだ分だけ 土台固まるネイティブの 為の英語を 教材に 英語を学ばず 英語で学ぶ 絶対量を確保せよ! アルク #トーキングマラソン 特別お題キャンペ…

以心伝心

笑顔にて 言葉にならぬ 気持ちをも 越えて伝わる 全てが分かる ごめんね。

生まれてきただけで丸儲け

誕生日 祝いてもらう ささやかに この世に来(きた)る 事をことほぎ 少しでもね。

失敗力

失敗を すればそこから 学びあり 知恵と経験 そこから出ずる 一歩前へ

お酒の力

素面(しらふ)では 言えぬことさえ告げられる ほろ酔いこそは 本音の極み そうだったのね。

天網恢々祖にして漏らさず

意のままに ならぬの物事 気にせずに 朗らかに行け 天地と我(われ)知る 曇りなき心。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「ホワイトデー」誰からも もらえないでしょって 義理チョコを くれしあの娘(こ)の 心は知れずお返しに 買ったエクレア 渡せずに 自(みずか)ら食べし 味覚え無し躊躇する 教室でふと 合いし目の 意味分かる今 我をも愛(いと)し 二人とも、かわいか…

春うらら

つけ麺の 向こうにすわる 君が今 何をおもいて 麺をすするか もっちもちのつるつる。

Rising sun

きっと来る 果てなく続くと思えても 夜明けぬ日無く 日はまた昇る ふーっ、しんどい。

岩清水のごとく

線香の 花火のごとく 優しくも そこはかとなき 幸せの灯(ひ) ほんのりと。

真の道

どれだけの 言葉費やし語りても 真(まこと)貫く 姿にかなわじ メッキははがれる。

守ってあげたい

言葉にて 交わすことなく自ずから 互いに気遣う 心しかなし いつまでも、いつまでも幸せでいて。

あなたに感謝

何時もいる 当たり前なるあの人も なき時に知る ありがたさかな 大切なものほど、気づきにくくて。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「卒業」卒業で 過ぎこし時を振り返る 出会いのゆえも 今は分かりてすべからく 出会いに意味はありとても つい知らぬ間に 時は過ぎ行く今はただ 定めのままに巡るとも ひたすらに生く 姿尊し 全ての出会いを大切に。

話せばわかる

率直に 心を込めて物語る 策労すより 心に響く 策士策に溺れる。

エスエヌエス

返信で 思わず続く Eメール 見えぬ姿に 笑顔かざして 何気ない会話、それが落ち着く。

ランチデート

少しだけ ただ少しだけ語り合い 共に食べたる ランチ幸(さち)あり 何を食べても、ね。

守られていますよ

胸の開く 心地よき日の 小春日に 忘れがちなる 夢もほころぶ きっと良くなる。

月日は廻りて

我が家(いえ)に 来たりし時より 老いたるか 金魚の泳ぎ 貫禄のあり おじいさんなのか、おばあさんなのか。