タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

覇気

ロマンとは 叶わぬ夢もたじろがず 前を見つめて 歩み行く事 三国志の英雄の如く。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「あったか~い」暖かき 言葉に触れて温(ぬく)まるる 冷めた心も 雪解ける如温もりぬ 心に写る何気なき いつもの景色 煌めきてあり暖かき 心で満てる人の世は 遥かに見えて 今ここにあり 体も心も暖かい方がいいね。

足跡

熟せれば 芳醇な香は自ずから 人をも癒す 生き様の跡 生きる姿勢。

行雲

行く雲は 日差しに白くとどまらず 薄きブルーの 空に流れて 心洗わるる。

自分次第

素直なる 心になりて真向かえば 過去も未来も 誤りは無し 自分の思いそのまま。

波紋

朗らかな 笑いの声は耳のみか 心に沁みて 気持ち潤す こちらまで嬉しい。

回り回って

世話をやく 手間暇いずれ帰り来る 嬉しき事や 喜ばしき事 自分のところへ。

自由に生きろ

千年の 時を経たりて編まれたる 万巻の経 我が心指す 流れるが如く、心のままに。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「お気に入りの靴下」穴の開く 爪先直して履く程に 物を愛した 古くも佳き日ソックスの 下がりを止めた糊止めは ボールを追いし コートで緩む重ね履き する程寒き冬の霜 運動靴の 底薄かりき 学生服の靴下で、足に残る筋も思い出の一つ。

どっちも

走りなば 早く目当てにたどり着く 歩めば景色 身にしみて見ゆ 早くても遅くても、それぞれいいね。

どうしたって他の人とは違う

凸凹(でこぼこ)が あるがままなるこの私 丸く愛する 心持ちたし 頑張っても頑張らなくてもいい。 私は私。

泣いてもいいよ

落としたる 涙のかずだけ心根に 水は湛(たたえ)えて 花咲き誇る 泣いた方がいい。

さらに前へ

絶望の 淵から今また甦る 希望の灯り 絶えず揺らめく 諦めないこと。

あなたらしく

身に宿る 自分らしさで生きるとき いつもの景色 光を帯びる それが最高。

不在

あるべきの 顔見当たらぬ朝ぼらけ その日一日は 憂い染みにし どうしたのかな。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「秋の歌」音楽の 授業で横に覗きたる あの子の頬も 赤く染まりて人が人を 大切に思う里の秋 遥か未来も 色づきてあれ小さきや 儚き物を思いやる 秋を愛せる 人は大人か 秋の歌は皆優しい気持ち。

遅かれ早かれ

描いたる 夢は必ず叶うもの 迷いも闇も 何時かは晴れる 実現するものしか、思い描くことは出来ないよ。

ダイナミズム

如何にせば 楽しく過ごせる日々ならむ その工夫こそ 人生の糧(かて) 創造的に。

悪くない

悪(あ)しと見ゆ 事には反って佳き事の 糸口あるを 心してみる 善悪を越えて見る。

師匠

音信の 絶えたる我が師いかにます 受けにし恩の 実はここにあり ありがとうございます。

自分を見つめて

裏腹の 思いを直(す)ぐに表せば 花咲く事は 容易(たやす)きと知る 自分の気持ちに蓋をしないでね。

予祝

祝杯を あげて祝えるこの先の 訪れる来(きた)る 歓びの時 自分自身に乾杯。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「赤いもの」赤々と 燃えるファイヤー暗がりに 生きる喜び 焦がすが如く鮮血は 身の内にありて赤きもの 生きる息吹は 隅々巡る目に見えぬ 情熱の火は赤く燃え 生きて行く日を 明るく照らす 赤は命の色。

山ガール

只一人 背筋は直(す)ぐに駆けて行く 澄みたる瞳 空を写して トレッキングは精神的。

活きがいい

湯気のなか 踊る青のりカツオブシ ランチの焼きそば 活きて踊れり あー美味しい。

マイペース

窓越しに 見えし寡黙な仕事ぶり 慎重なれど 浅はかならず 牛歩の歩み。

愛のカタチ

厳しさも 時には有りて愛情の 全(まった)きかたち 現れにけり 成長を願えばこそ。

バイブレーション

言い出せず 心の内にしまいたる 思いはここに 今ここにあり そう。

何とかなりませんか

痩せこけた 子供のタヌキフラフラと 歩みて去りぬ 町中の野を うわ、腹ペコなんだね。

短歌で綴る令和の日常

今週のお題「叫びたい!」雄叫びは 魂の声計らずも 外に出でたる 野心欲望叫びにて 心の蓋が外れなば 本当の自分 表れ出(いず)る叫ぶ程 心の赴くそのままに 歩み行く道 進めば幸あり 言葉にならない魂の声。