タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

アングロサクソン物語

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。

平家物語』第一巻「祇園精舎」より

 

返し歌

 

四方(よも)の海

久遠(くおん)の時も隔てなし

人の情けは

美しきもの

 

タチバナ

 

 諸行無常そして美しい心のあり様は、日本だけに通用するものにあらず。特に英米の、これまでの世界支配者の皆様お疲れ様。冥土の土産に平家物語でも学んでいって下さい。