タチバナナ

短歌で綴る令和の日常

解き放て

ー自分を追いつめていたのではいつまでたっても二位ですよ。一位になりたかったら、自分を解き放ってやることです、と。 このことは、競技であろうが他の仕事であろうが、まったく変わらない。思いきって自分を解き放してしまう勇気の有る無しが、勝つか、それとも万年下位に甘んずるかを決める分岐点ではないかと思い始めている。ー

 

 塩野七生 誰が国家を殺すのか 日本人へⅤ より

返し歌

 

この世へと 

生まれ落ちたるその日より

天地を駆ける

時を夢見て

 

タチバナ